安心安全で美味しい水を安定供給します
当社では、不圧地下水より下にある2層以上の不透水層に挟まれた透水層中に存在する常に大気圧よりも大きい圧力がかかっている安全な被圧地下水を深井戸から取水します。 長年培ってきた経験と技術により、安心確実な井戸水を掘り起こします。
地下水利用をおすすめする理由
安定した水温
井戸水の温度は、「夏冷たくて冬温い」と言われるように、真夏の気温が35℃を越えるようなときでも、冬場の凍えるような氷点下のときでも地下水の温度は、年間を通じてほぼ一定だと言われています。その水温はその土地の年平均気温よりやや高く一般に12℃~20℃となっています。ちなみに人間が快適に暮らせる温度は17~28℃と言われており、近年ではこの地下水の特性が熱エネルギーとして利用されています。
また、地下100m毎に約3℃の温度上昇があると言われています。
井戸工事から給水開始までの流れ
井戸工事から給水開始まで約4ヶ月
現地調査
井戸掘削工事
揚水試験
水質検査
配管・基礎工事
プラント工事
導入によりお客様から届いたメッセージ
大阪府門真市 某総合病院+老健施設
こちらの病院では以前他社さんで「井水浄水装置(専用水道)」を導入しておられましたが、システムが動き出して間もなく機械の不具合と保健所からの指摘により稼働不能となっていました。原因は設置されているろ過装置が井戸水の水質に適していないことでした。設置業者もこの井戸水の原水に対応できず病院としてはお金を投じただけで残念ながらしばらくの間休止状態でした。
そこで当社が「井水ろ過設備リニューアル」のご相談で病院を訪ねました。
理事長へ当社の考え方をご説明し、ご理解いただき進めて行きました。
現地調査の結果、井戸水の水量は豊富だが水質に「シリカ、アンモニアなど」が含まれており、またこれが季節変動もする傾向にあることが分かりました。やっかいです…。
そこで何度もテストを繰り返し「既存のろ過器+RO膜装置+アンモニア除去装置 他」による『地下水高度浄水システム』にリニューアルし運転を開始しました。
病院の職員の方々は以前、井戸水で大変な目に遭わされた悪い印象があったので不安を与えていましたが、現在では病院の方々の協力を得ながら順調に 安全・安心・美味しい水 を造り続けております。
金額面では年間約1,500万円の経費が削減されています。
導入前の上下水道料金 3,600万円
導入後の機器維持経費 2,100万円(保守費用+機器電気料金+井水下水道料金)
1日の使用水量 200トン
病院からは万が一の時の自己水源が完備できたと。大変喜んでいただけています。
これからも職員の方々や患者さんに安心して生活いただけるよう日夜努力してまいります。
医療法人誠和会 倉敷紀念病院 様
こちらの病院へは飛び込み営業で事務長と担当の方を訪ねました。
何度も何度も嫌がられるくらい訪問しました。
「RO膜ろ過システム」を行った本格的な専用水道施設となれば周辺の病院で初めての試みとあって、 経費の削減よりも安全性について厳しく吟味されました。
医師や看護師・施設担当者・設計担当者・そして医院長へと何度もプレゼンをさせていただきました。そして、厳しい審査の上ようやく採用していただきました。
プラント工事が完成し通水開始までに約3年半の歳月がかかりました。
通水開始当初は、職員や患者さんには通知していませんでしたが、気が付けばどこからともなく色々な声が聞こえてきました。
「最近、ご飯が美味しくなった。」
「水が美味しくなった。」
「水槽が汚れなくなった。」
「石鹸の泡立ちが良くなった。」 などなど
中には持参した水筒に水を詰めて帰られる患者さんまで出てきました。
その為か一時期は使用水量が増えた時期もありました。
その後、敷地内の関連施設も出来たため、地下水浄水の生産能力が追いつかなくなり浄水プラントの増設を行うなど、今までトラブルもなく日夜水を造り続けています。
また、この病院の評判もあってか周辺でも多くの病院が専用水道に切り替えられました。
金額面では年間約●,●00万円の経費が削減されています。
導入前の上下水道料金 ●,000万円
導入後の機器維持経費 ●,●00万円(保守費用+機器電気料金+井水下水道料金)
1日の使用水量 200トン
病院からは水質の向上と経費削減に「導入して良かったと!」大変喜んでいただけました。
今では、自己水源を完備した病院として倉敷市から災害拠点病院と認定されています。
下水道使用料金の減免措置は公共水道水と井戸水の併用使用の場合でも可能ですか?