ご主人の熱き思いを形にしました!の施工提案事例

井戸・ボーリングご主人の熱き思いを形にしました!


岡山県北 うどん屋

導入前の課題・問題点・要望


深度130mまで
  井戸掘削を行いました。

問題解決プラン

 こちらのご主人からは、「電話とインターネットで色々な会社にご意見を聞いています。備創建設さんも相談に乗って下さい。」とお電話をいただきました。
お話を伺うと、以前は京都の祇園で11年間手打ちうどん屋さんを営まれていましたが、奥様の体調とご主人の「将来は田舎暮らしを…」と言うお考えにより県北の奥深い山間部の別荘地に移住されました。しかし、そこは公共水道が来ていないため、うどんの製造用の水は片道1時間以上かけて汲みに行っているそうです。
この状況に将来の不安を感じ、自分の敷地内に「安心できる井戸」が欲しいのですが地下水は出るのでしょうか? と言うご相談をいただきました。
出来るだけご主人のご希望に添いたいと思いまずは近隣実績と地質状況を調べ現地踏査を行いましたが以前行った近隣での井戸工事や電気探査調査の結果も良くなく、ご依頼の場所も山の頂上付近で、決して地下水の湧水が期待できる場所とは言えませんでした。
この内容をご主人にご説明し「再度ご検討下さい。他社のご意見も伺ってみて下さい。ご意見ご質問があればいつでもご連絡下さい。」とお伝えしました。
それから数日後ご主人から「備創建設さんに仕事をお願いしたい。」とお電話をいただきました。「他の会社とは違い過剰な期待を持たせない正直な説明で非常に分かりやすかったのでお宅にお任せします。もし地下水が出なかった時は諦めて納得します。」と言っていただきました。正直、ご期待に添いたい。と思う反面お断りをしようかとも考え、再度現地へ伺いました。しかし、ご夫婦の現実困られている環境と熱意に打たれオペレーターの河内との相談の結果、仕事をお受けさせていただきました。
やるからには必ず良い結果を出すぞー!の意気込みで井戸工事を着工しました。しかし、井戸工事と言う物は悲しいかな必ずしも努力と結果が比例するものではありません。
自然相手ですから… それは長年の業務で痛感しております。
予定の深度GL-100mまで掘削を進めて行きましたが若干の湿り気は有るものの使用できる程の湧水は確認できませんでした。そこでご主人と協議し費用的に許される範囲と当社のサービスできる範囲で増掘を進める方向で引き続き掘進を進めて行きました。
すると驚いたことにそう決めた途端に地下水量が増えてきたのです。
結果、GL-130mまで掘削しまずまずの水量を確認し掘削工事を終了し次の工程である「仕上作業(悪い地層は遮水しより良い地層帯からのみ取水する等)・揚水試験(この井戸の限界水量と適正水量の確認)・水質検査」に移りました。
試験の結果、水量は予想通り満足でしたが、気になるのは現場では正確な数字が出ない水質です。検査結果は公的機関へ送り約1週間後です。そしてその結果が送られてきました。
結果は「飲料水に適合」です。カルシウム・マグネシウム等(硬度)などの数値もうどんの製造に適しているそうです。これなら水処理ろ過装置なしで使用できます。この結果にはご主人も大変喜んでいただきました。私としても大満足です。
これで、生活用とうどん製造用の水が確保できました。
これから今まで以上に美味しいうどんを届けて下さい。
備創建設お問い合わせはこちら[TEL:086-296-7192]